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冷やし中華はじめました

Roppongi.aar #2 で Espresso について話してきた #roppongi_aar

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Espresso でテスト書いたことない人から、一歩進んだテストを書きたい人まで網羅するつもりで資料を作ったら、発表時間が完全に不足して非常に申し訳なかった。

今回最も伝えたかったのは、 Integration レイヤーのテストを DRY かつ可読性高く保つことが肝要というところで、View 要素の取得だとか、一連の View 操作の手続きを、意味の単位として切り出すパターンとして広めるのが主眼だった。Integration レイヤーのテストは大体何を使っても、ライブラリの API そのままでテストコードを書き下した場合にユニットテストより可読性が低くなりがちなので、意味の単位として切り出すことは Espresso に限らずパターン的に適用できる。

そして、DRY パターンの延長線上に Page Object パターンは位置していると認識していて、これはページ間の遷移やページをコンポーネントに切り出すところまでをカバーしている。だが実際の Activity 遷移は Espresso のスコープではないので、Page Object パターンは採用するには大きすぎた、というオチである。

今回の発表のアイデアの多くは『Selenium デザインパターン & ベストプラクティス』から来ており、当該書籍は Selenium に限らず Integration 以上のレイヤーのテストで有効なパターンが多く収録されている。

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ところで、Roppongi.aar のイベントの雰囲気だが、最初の説明で今回はインターナショナルな勉強会を目指したというお話もあり、実際英語ネイティブの方が多かった。懇親会の折に英語で話しかけられ、しどろもどろの英語で返したけれど、なんとなく言いたいことは伝わったようでよかった。英語の語彙力がないから、トンチンカンな言葉の使い方でもとにかく伝わればいいやと思えて結構気楽だった。

皆様お疲れ様でした。

来週もメルカリさんにお邪魔して発表する予定です。